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伝統技法に現代テクノロジーを用いて未来を映す

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Terumasa Ikeda
×
Kawashima
in Kyoto

池田晃将 × 川島織物

螺鈿帯: Urushi × Kimono

池田晃将の超絶技巧

川島織物の伝統と革新

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螺鈿帯とその他、
池田晃将についての最新情報

このウェブサイトは螺鈿帯をメインにその他の作品や展示会についての情報を公開しております。
運営は株式会社池田装藝室および池田晃将より委託を受けて株式会社サキヤマデザインが行っており、
また株式会社川島織物セルコンのご協力があって公開に至っております。

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伝統技法に
現代テクノロジーで
未来を映す

伝統技法を昇華させた作品は、宇宙や未来から送られてきたオーパーツのように、工芸を超越した「なにか」である。
美しさは当然に毅然たる作品は現代にありながら、現存のアートカテゴリーに嵌めるには圧倒的未来を描いている。
素材には工芸的歴史を魅せつつ、確固たるアート表現として漆の黒に螺鈿が煌めいている。

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漆と螺鈿

日本古来の技法にレーザーカット等の現代技術を織り交ぜた作品は、「マトリックス螺鈿」や「サイバー螺鈿」と表現されるようにサブカルチャーの影響を受けたシャープな文様によって神秘性を宿しています。その表現は、現代と過去を内包した樹液の漆黒と貝の輝きで、見るものに新しい世界を与えます。
プラスチックもない時代に真の工芸品として珍重された漆と螺鈿に当時の人々が思い描いた世界を蘇らせたかのように、未だかつてない技法・素材となって作品は未来を映しています。

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螺鈿帯 技術開発・制作風景_和紙に漆、プラチナ、螺鈿
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螺鈿帯 技術開発・制作風景_和紙に漆、プラチナ、螺鈿_織(川島織物)

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螺鈿帯

特別企画として、京都の川島織物セルコンと共同開発した螺鈿帯を展示いたします。
川島織物セルコンは天保14年より続く伝統技術を守りながら、呉服の他にも室内装飾など幅広く展開しています。伝統を重んじながらも最先端を進むの技術開発力で、池田晃将の加工した螺鈿と漆が新たな形に生まれ変わります。

いけだてるまさ

池田晃将

池田晃将は、漆芸による伝統的な螺鈿の輝きによって「現在」そして「未来」を描く工藝美術家です。
貝による古くから続く螺鈿装飾表現を、最新の技術と併せて用いることで未知の美意識への探求を試み、オリジナルへと昇華させて常に新しい表現を発表しています。その作品は、日本の自然な美を色や図形的な比率から知覚させながらも、同時に人類の加速する文明や情報といった在るが見えない異世界を畏敬の対象として意識させようとする独特な激しい存在感があります。
池田晃将の作品として代表的な数字の他、様々な極小の形で使用されている螺鈿は、0.08mmとコピー用紙よりも薄く、その薄さによって貝とは思えぬ柔軟性を備え、螺鈿帯などの作品も制作可能となりました。それらの技術は、伝統に対して敬意をもって探求した上で、レーザー加工技術を取り入れています。その他にCAD(デジタルで設計を行うソフトウェア)などパソコン上での最新の技術を用いる制作は、双方に対する深い理解の上で融合可能であり、それが次の未来にまた伝統工芸の技法として扱われることを想定したもので、日本が江戸時代に蒔絵を発展させたのと同じく新しさを求めた試行錯誤の技術開発です。
また、螺鈿帯といった形状としての技術的試み以外にも、展示『ポケモン×工芸―美とわざの大発見―』(2023年より国立工芸館、JAPAN HOUSE Los Angelesでの開催後、巡回展にて2024年現在も開催中)など工芸の世界をより広げようと積極的な活動も行っています。
1987年生まれの千葉県出身。金沢美術工芸大学工芸科を漆・木工コースにて2014年に卒業、同大学大学院の修士課程を2016年に修了。金沢卯辰山工芸工房を2019年に修了の後、現在(2024年)は石川県金沢市を拠点に活動しています。
2019年に日本橋髙島屋S.C.にて開催された個展『電光装飾ーCyber Effectー池田晃将漆芸展』にて、工芸に嗜好を持たずとも伝わる美しさから、美術関係者以外にも多く知られるようになります。超絶技巧と称される程の制作工程から作品数は限られるものの、多くの所蔵者の協力もあり、国内外ギャラリーや美術館にて積極的に作品の公開を続けています。

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驚愕の実物を是非
展示会場で

数々の作品を是非貴方の目でご高覧ください

夜光螺鈿帯「百千虚空」、夜光金彩螺鈿帯「累六界」

螺鈿帯の作品

日本の伝統である和装の現代における表現の限界を超えて、
池田晃将によって生み出されるウェアラブルアート。
折り畳んでの額装といった展示にもあるように、鑑賞に足る圧倒的重厚感は、
漆器の作品と同様に機能美を両立して成る一点ものです。
「マトリックス螺鈿」と称された数字の螺鈿を使用した作品や、
宇宙や亜空間を思わせる文様は、伝統と両立されて荘厳な空気感を纏います。

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漆器等の作品

常に未来を描いて進化し続けながらにどれもが新しい作品は
工芸的技法を大切にしながらも、最新の技術が駆使されていることもあって
新旧並べてもいずれも新鮮さが輝いています。
美術品としての完成度は勿論のこと、孤高を貫いて研ぎ澄まされた世界観が
作品をオーパーツのごとく存在と成して、心を引きつけます。