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2023年4月8日(土)から、金沢21世紀美術館にて「虚影蜃光 - Shell of Phantom Light」が開催されます。池田先生が作品制作の拠点とされる金沢の地で、美術館だからこその作品と作家を真っ直ぐに紹介する個展形式での展示は過去にないものとなります。

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会場では、池田先生が制作に至る独創的世界観や、作品として想像を昇華させる背景などが視覚的に体験できる内容となっております。
現代の数多の表現を客観的に捉えて未来に向けて伝統を重んじながらジャンルを超えて活動する実験的且つ創造的な金沢21世紀美術館の展開は、池田先生の工芸とアートの矛盾を打ち砕き両立させようとする貫徹した孤高の姿勢に馴染みます。
展示では、わかりやすくジャンルを超える作品の一つとして、2022年9月に発表された螺鈿帯が展示紹介されます。
現代の表現として人気の高い超絶技巧は勿論のこと、限界を超えようと挑戦し続ける強い生産性が、帯というプロダクトを超越して作品として布とは思えぬ重厚感を纏っております。

works-new-31_百千夜光螺鈿帯「八重霞」

開放的な空間で池田先生の作品が並び、尚且つ丁寧に紹介されることは珍しく、是非この機会に池田先生の漆芸をご高覧賜りましたら幸甚です。


会期:
2023年4月8日(土)~9月18日(月・祝)

休場日:
月曜日(ただし7月17日、9月18日は開場)、 5月14日(日)、7月18日(火)

会場:
〒920-8509 金沢市広坂1-2-1
金沢21世紀美術館 デザインギャラリー

主催:
金沢21世紀美術館[公益財団法人金沢芸術創造財団]

最新の情報は下記の池田先生の工房が直接公開する公式サイトもしくは「金沢21世紀美術館」のホームページ等からご確認ください。
池田晃将公式サイト(https://www.terumasa-ikeda.com/)